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レポート

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松竹芸能舞台裏◎第1回/社員インタビュー:TKOマネージャー編

「担当タレントがキー局・全国ネット・ゴールデンタイムで冠番組を持つのが僕の夢です。」松竹芸能舞台裏◎第1回/社員インタビュー:TKOマネージャー編

「松竹芸能舞台裏」は松竹芸能社員のインタビューシリーズです。

INTERVIEW

松竹芸能に入社したきっかけは《ミーハー心》

この仕事についたきっかけはというと、初めはミーハー心ですね(笑)。純粋に「タレントに会える」と。どんな仕事かも具体的に分かっていたわけじゃないんです。華やかな世界というイメージはありましたね。芸能事務所にマネージャー以外の仕事があるなんて思ってなかったですから。

でも初めの配属は、営業部(※1)だったんです。ここは学園祭や、地域の敬老会、企業の忘年会・新年会、地域のお祭りなどにタレントさんをセールスしてイベントを行う、という仕事をするところなんです。取引先の予算を確認して、イベントの内容、お客様の客層などをリサーチして、楽しんでいただけるタレントを提案します。タレントを提案するだけではなく、お笑いのショーの流れなどすべてをプロデュースします。
1年間この営業部で仕事をさせてもらったんですが、いちばん良かったことは全タレントと広く接することができたことです。イベントごとに出演するタレントは違いますので、たくさんのタレントのネタや、性格なんかを知ることができたのが本当にいい経験になりました。今でも、財産になってますね。

タレントの生活と未来が僕の肩にかかっている

次に配属になったのがマネジメント部です。ここが、タレントのマネージャーが集まる部署です。今までに、横山たかしひろし、ますだおかだ、オーケイ、せんたくばさみ(現ビーグル38)、なすなかにし、大八木淳史、桂春菜、若手タレントなどを担当してきました。
営業時代に面識はあったとはいえ、マネージャーになると担当タレントに対する責任が今まで以上に感じられました。いかにタレントと向き合い、同じ目標に向かって進んでいくか。密度の濃い時間をすごします。
なので担当しているタレントが、賞を受賞したり、番組で作戦通りのいい活躍ができたりすると本当に嬉しいですよね。

仕事の中心は、テレビ局へのセールスですね。自分が、この番組に出したいと思う番組のスタッフに売り込みに行ったり、ライブにネタを観に来てもらえるように何度もお誘いしたり、面白いネタを集めてDVDをつくって、観てもらえるように持っていったり‥‥。出したいと思う番組にキャスティングが決まると、よし! って思いますね。
僕の肩には彼らの生活と、未来がかかっていること。真剣にタレントと向き合うことを忘れてはいけないと学びました。

大師匠の現場担当で遅刻!

今までで最大の冷や汗をかいた失敗は、まだ新人のころ、酒井くにおとおるという大師匠の現場の担当になったんですが、寝坊をしてしまいまして‥‥。師匠に急いで連絡をして先に電車に乗ってもらい、あとで追いかけたことですね。生きた心地がしませんでした(笑)。

今は2年前に東京に転勤になって、TKO、OverDrive緒方、ミドリちゃんのマネージャーをしています。
TKOはチーフマネージャーとして関わっています。現場には現場マネージャーが付いているので、僕の仕事はスケジュール調整や放送局への売り込みが大半を占めていますね。
彼らと今、話をしているのは、いつかは冠(かんむり)番組を持ちたい! そしてコントはやり続けていこう、ということです。

担当タレントが冠番組を持つことが僕の夢

TKOの二人は仲がいいんですよね。テレビの収録後や漫才の舞台が終わった後に二人で向き合って反省会をするんです。

木本さんは、アツくてバランス感覚に優れている人ですね。マニアックな笑いと、大衆に受ける笑い、それぞれ両方のターゲットに対する笑いのバランスがすごいなぁと思いますね。
それにすごく仲間思いで、アメリカザリガニが今年の漫才アワード(※2)で優勝したときに、二人に「優勝した」とメールで報告をしたんです。そうしたらすぐに電話がかかってきて、自分のことのように本当に喜んでましたね。彼らの頑張りも見ていたから余計に嬉しかったんだと思います。そのあとすぐにアメザリに直接電話して、おめでとうを伝えてたみたいです。

木下さんは、うーん、《プロフェッショナル》ですね。自分のその時その場所でのポジションを深く考えていると思います。深く考えて、その役割を貫く。そして、自分のプロデュース力が高い人ですね。自分と回りのバランスを見て自分の見せ方を創る。衣装を含めての自分の外見から、求められていること、立ち位置、視聴者・出演者からの見られ方すべてを見据えてプロデュースする力があると思います。

この仕事の面白さは、商品が人であるということですね。これが、この仕事の難しさでもあるんですが(笑)。感情があって意見がある。《商品》の人生を預かっていること、チームとして上を目指していける、だから頑張れるんだと僕は思います。

マネージャーとしての僕の夢は、担当タレントが冠番組をキー局の全国ネットゴールデンタイムで持つことです。
そのために今日もこれから、局回り行って来ます!

※1・営業部...現在はイベント事業室という名前に変更になっています。
※2・漫才アワード...MBS新世代漫才アワード。優勝記念パレードの様子はこちら



TIME SCHEDULE

10:30 出社
前日夜の収録が長引いたため、すこし遅めの出社。
11:00 社内にて会議
週一の定例ミーティング。各自の動きと成果を確認。
13:30 お昼
同僚といっしょに昼食をとりつつ、ここでも各放送局やタレントの情報交換。
14:30 セールス・日本テレビへ
お笑い番組のプロデューサーを訪ね、担当タレントを売り込む。
17:00 セールス・テレビ朝日へ
同じく担当タレントの売り込み。雑談の中から情報を引き出すのがポイント。
20:00 TBS特番収録
TKO出演の特番収録に立ち会い。
23:00 収録終了
お疲れさまでした!


NEXT

次回更新:2008年12月24日(水)
通天閣劇場TENGEKI現場チーフのインタビューをお送りします。