2017年10月15日(日)に行われた 「第7回 笑福亭銀瓶独演会in ピッコロ」が平成29年度(第72回)文化庁芸術祭 大衆芸能部門 関西参加公演の優秀賞を受賞しました。
受賞理由
独演会では、緩急の効いた演出で弾けた「宿屋仇」と情感をきっちり伝えた「景清」の2席を披露。
特に「景清」は、視力を失った主人公の哀切ややるせなさ、やり場のない憤りを、自然体で巧みに表出。
笑いもバランス良く織り交ぜながら、熱い心根や人の情を瑞々しい感性でドラマチックに描き出し、清廉な余韻を残した。
本人コメント
この度、平成29年度(第72回)文化庁芸術祭優秀賞を受賞いたしました。
これまで私の高座に我慢してお付き合いくださったお客様のお蔭です。
そして、落語を全く知らなかった私に「噺の世界」を与えてくださった師匠・笑福亭鶴瓶のお蔭です。
本当にありがとうございます!
2018年は噺家になって30周年、節目の年。
この受賞に慢心することなく「真の笑福亭銀瓶」になることを目指して、さらに「ぎんぎん!」と突き進んで参ります。
私のピークは30年後、80歳ですから。 まあ、見ていてください!
笑福亭銀瓶
文化庁ホームページ
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsusai/h29/index.html