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2016.05.12

大学初! プロの芸人に学ぶ「漫才づくり」―「笑育」で育む発想力・プレゼン力・コミュニケーション力―

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平成28年5月12日
松竹芸能株式会社
学校法人東京理科大学

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大学初! プロの芸人に学ぶ「漫才づくり」
―「笑育」で育む発想力・プレゼン力・コミュニケーション力―

 この度、松竹芸能株式会社(大阪市中央区 代表取締役社長:井上 貴弘)は、大学生を対象とした「笑育」を初めて実施いたします。舞台となるのは、理系研究では全国屈指の実績を誇る東京理科大学(東京都新宿区 学長:藤嶋 昭)。参加学生は「人と関わるのが苦手」、「人前でうまく話せるようになりたい」「自己アピールが下手なため就活などで苦戦している」といった悩みを抱える理系の学生たちです。「笑育」の授業づくりを監修してきた東京理科大学の井藤元先生が、毎回、松竹芸能所属の実力派芸人をゲスト講師に迎え、「笑い」を通じて学生の苦手意識の克服に挑みます(全9回)。

【講座の概要】

1.対象
 ① コミュニケーションが不得手な大学生
 ② 自己アピールが下手なため就職活動などで苦戦している大学生
 ③ 人前で話すことが苦手な大学生
 ④ 発想力に自信がない大学生

2.内容
 本講座は、上記①から④の悩みを抱える学生が、自らの手でゼロから漫才の台本を作り、実際に人前でパフォーマンスを行うことを最終目標としています。一見するところ、漫才作りと上記の悩みの解消は無関係のように思われるかもしれませんが、漫才を作り出すためには、思考力・発想力・イメージ力、共に舞台に立つ「相方」と協働する力、観客を味方につけるための力など、高度に複合的・総合的な力が必要とされます。漫才を作る過程で求められる様々な態度・技能を身につけることができれば、事後的に発想力・プレゼン力・コミュニケーション力が養われることとなるのです。
 本講座では、プロの芸人のみならず、プロのアナウンサー(上田まりえ 元日本テレビアナウンサー)もゲスト講師として、発声法など「伝えるための技法」についても学生に伝授します。

3.参加資格
 東京理科大学の学生

4.参加定員
 定員30名

5.ファシリテーター
 井藤元(東京理科大学専任講師)
 略歴:1980年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育学(教育哲学・教育人間学)。著書に『シュタイナー「自由」への遍歴―ゲーテ・シラー・ニーチェとの邂逅』(京都大学学術出版会、2012年)、編著に『ワークで学ぶ教育学』(ナカニシヤ出版、2015年)、『ワークで学ぶ道徳教育』(ナカニシヤ出版、2016年)などがある。

6.ゲスト講師
 オジンオズボーン(第6回)
 うしろシティ(第8回)
 なすなかにし(第5回)
 梅小鉢(第3回)
 上田まりえ(第2回)

7.実施日程(全9回)
 第1回(5月18日(水)12:50~14:20)
 「名前だけでも覚えて帰ってください」― イントロダクション

 第2回(5月25日(水)12:50~14:20)
 「自分にインタビュー?」― 上田まりえに学ぶアナウンサーの技法

 第3回(6月1日(水)12:50~14:20)
 「あなたも私も福山雅治」― 梅小鉢に学ぶモノマネ術

 第4回(6月8日(水)12:50~14:20)
 「物語は一枚の絵からはじまる」― なすなかにしに学ぶ漫才づくり

 第5回(6月15日(水)12:50~14:20)
 「はじめての漫才づくり」― なすなかにしからの宿題

 第6回(6月22日(水)12:50~14:20)
 「個性は自分じゃわからない」― オジンオズボーンに学ぶ漫才づくり

 第7回(6月29日(水)12:50~14:20)
 「ふたたび漫才づくり」― オジンオズボーンからの宿題

 第8回(7月6日(水)12:50~14:20)
 「普通の人が面白い」― うしろシティに学ぶコントづくり

 第9回(7月13日(水)12:50~14:20)
 「理―1グランプリ開催」― 笑育的ビフォーアフター


「笑育(わらいく)」とは

 松竹芸能は、2012年から「笑育」活動に取り組んでいます。「笑育」は、プロの漫才師による出前授業を通じて、漫才師による「漫才」の実演とともに、「笑い」の仕組みを学ぶプログラムです。このプログラムを通して、児童・生徒は漫才づくりに際して求められる発想力・想像力・文章の構成力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力などを養うことができます。また、子どもたちが読んだ本を漫才形式で書評する「ビブリオ漫才」や、「笑育」を通して食の大切さを学ぶ「食育」活動なども実施してまいりました。
 「笑育」の実践は、現代社会で求められる様々な能力を楽しみながら身につけることができる新しい取り組みとして、注目を集めてまいりました。既に「笑育」を実施した学校からは、「授業を受けた児童が積極的に発言するようになった」、「些細なことから喧嘩に発展することが無くなった」、「日直の発表が漫才になった」などといった声をいただいております。今回の大学生向け「笑育」の成果については、井藤元先生によって今後、論文等を通じて発表される予定です。

 笑育公式facebook   http://www.facebook.com/waraiku
 笑育公式twitter     https://twitter.com/shochikuwaraiku

本件に関するお問合せは下記まで
松竹芸能株式会社 広報担当TEL:06-7898-9010 FAX:06-7898-9015
学校法人 東京理科大学 広報部 広報課TEL:03-5228-8107 FAX:03-3260-5823