この度、松竹芸能株式会社(大阪市中央区 代表取締役社長:井上 貴弘)は、福島第一原子力発電所の事故の影響で、計画的非難区域に指定され、現在全村避難を行っている福島県飯舘村の小中学生とその保護者を対象に「笑育」を実施いたします。仮説のプレハブ校舎という環境下で、異なる学校区だった子どもが一緒に学習・生活することになりストレスを感じている子どもたちに、「笑育」を通してコミュニケーション力や柔軟な思考力の育成を図ります。
「笑育(わらいく)」とは
松竹芸能は、2012年から「笑育」活動に取り組んでいます。「笑育」は、プロの漫才師による出前授業を通じて、漫才師による「漫才」の実演とともに、「笑い」の仕組みを学ぶプログラムです。このプログラムを通して、児童・生徒は漫才づくりに際して求められる発想力・想像力・文章の構成力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力などを養うことができます。また、子どもたちが読んだ本を漫才形式で書評する「ビブリオ漫才」や、「笑育」を通して食の大切さを学ぶ「食育」活動なども実施してまいりました。 「笑育」の実践は、現代社会で求められる様々な能力を楽しみながら身につけることができる新しい取り組みとして、注目を集めてまいりました。既に「笑育」を実施した学校からは、「授業を受けた児童が積極的に発言するようになった」、「些細なことから喧嘩に発展することが無くなった」、「日直の発表が漫才になった」などといった声をいただいております。また、本年7月に東京理科大学で実施した大学生向け「笑育」の成果についても、監修した同大学の井藤元先生によって今後、論文等を通じて発表される予定です。
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