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2016.08.29

「笑育」福島県飯舘村の小中学生とその保護者を対象に9月9日より実施

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平成28年8月29日
松竹芸能株式会社

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福島県飯舘村の小中学生とその保護者を対象に9月9日より実施
―「笑育」で育むコミュニケーション力・柔軟な思考力―

 
この度、松竹芸能株式会社(大阪市中央区 代表取締役社長:井上 貴弘)は、福島第一原子力発電所の事故の影響で、計画的非難区域に指定され、現在全村避難を行っている福島県飯舘村の小中学生とその保護者を対象に「笑育」を実施いたします。仮説のプレハブ校舎という環境下で、異なる学校区だった子どもが一緒に学習・生活することになりストレスを感じている子どもたちに、「笑育」を通してコミュニケーション力や柔軟な思考力の育成を図ります。

 【概要】 
1. 対象(各1回) 
 小学6年生、中学1年生、中学2年生、保護者
 
2. 内容
 漫才やコントなどの「笑い」を創る仕組みを学び、経験することを通してコミュニケーション力や創造力などを育成します。また、「笑育」を通して、友だちとコミュニケーションすることの大切さを考えるきっかけづくりを行います。 
3.講師
 アメリカザリガニ、なすなかにし
4. 実施日程
 小学6年生 2016年9月9日(金) 11時30分~12時15分 
 中学1年生 2016年9月24日(土) 10時30分~11時20分 
 中学2年生 2016年9月29日(木) 11時30分~12時20分
 
 保護者   2016年12月4日(水)
5. 実施場所 
 飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校 
 福島県伊達郡川俣町飯坂字上中居30番地2 
 飯館村立飯舘中学校
 福島市飯野町明治字藤柄13-2

「笑育(わらいく)」とは
 松竹芸能は、2012年から「笑育」活動に取り組んでいます。「笑育」は、プロの漫才師による出前授業を通じて、漫才師による「漫才」の実演とともに、「笑い」の仕組みを学ぶプログラムです。このプログラムを通して、児童・生徒は漫才づくりに際して求められる発想力・想像力・文章の構成力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力などを養うことができます。また、子どもたちが読んだ本を漫才形式で書評する「ビブリオ漫才」や、「笑育」を通して食の大切さを学ぶ「食育」活動なども実施してまいりました。 「笑育」の実践は、現代社会で求められる様々な能力を楽しみながら身につけることができる新しい取り組みとして、注目を集めてまいりました。既に「笑育」を実施した学校からは、「授業を受けた児童が積極的に発言するようになった」、「些細なことから喧嘩に発展することが無くなった」、「日直の発表が漫才になった」などといった声をいただいております。また、本年7月に東京理科大学で実施した大学生向け「笑育」の成果についても、監修した同大学の井藤元先生によって今後、論文等を通じて発表される予定です。

 笑育公式facebook   http://www.facebook.com/waraiku
 笑育公式twitter     https://twitter.com/shochikuwaraiku

本件に関するお問合せは下記まで
松竹芸能株式会社 広報担当TEL:06-7898-9010 FAX:06-7898-9015