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2016.09.05

「笑育」大阪市立白鷺中学校1年生を対象に、中学校では初となる連続授業(全11回)実施

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平成28年9月5日
松竹芸能株式会社

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大阪市立白鷺中学校1年生を対象に、中学校では初となる連続授業(全11回)実施
―「笑育」でキャリア教育―

 
松竹芸能株式会社(大阪市中央区 代表取締役社長:井上 貴弘)は、大阪市立白鷺中学校1年生175人を対象に、キャリア教育の一環として全11回の「笑育」を実施いたします。生徒は、キャリア教育において必要とされる基礎的、汎用的能力の中で、”他者の個性を理解する力”、”他者に働きかける力”、”コミュニケーション力”などを、漫才づくりを通して学習します。NHK釧路放送局でキャスターとして、ニュース・報道番組を担当した遠藤萌美や、女性漫才コンビ・チキチキジョニーなどが講師を務めます。最後の授業では、生徒全員が漫才を発表し、上位3組は、DAIHATSU MOVE道頓堀角座の舞台に立つことができます。また、さまざまな職業について学習する「キャリア講和」(11月実施)でも、芸人と社員が、エンターテイメントに関わる職業について紹介いたします。

【概要】
1. 対象
中学1年生(5クラス175人)

2. 内容
 伝えるための基礎となる「表現力」や物事の本質を捉える「読解力」を、キャスターである遠藤萌美から学びます。その後、漫才やコントなどの「笑い」を創る仕組みを学び、経験することを通してコミュニケーション力や創造力などを育成します。また、「笑育」を通して、生徒が「生きる力」を身に付け、社会の激しい変化に流されることなく、課題に柔軟に対応できるように、基礎的、汎用的な能力の育成を目指します。

3.講師
 チキチキジョニー、やのぱん、遠藤萌美、トライアングル

4. 実施日程
 #1 9月13日(火) 13:25~14:15 ガイダンス「お笑いってどんなもの?」
 #2 9月13日(火) 14:25~15:15 「漫才のボケを考える」
 #3  9月28日(水) 13:25~15:15 アナウンサーから学ぶ「表現力」
 #4  9月30日(金) 8:50~9:40 「漫才を体感してみよう」
 #5  10月4日(火) 13:25~15:15 「想像して、キャラクターになりきる」
 #6  10月11日(火) 13:25~14:15 「漫才づくり①」
 #7  10月11日(火) 14:25~15:15 「漫才づくり②」
 #8  10月14日(金) 8:50~9:40  「漫才づくり③」
 #9.10  10月20日(木) 13:15~15:15 「漫才発表~白鷺NO1グランプリ~」
 #11 10月21日(金) 8:50~9:40  「振り返り」

5. 実施場所
 大阪市立白鷺中学校
 大阪市東住吉区今川1-2-21

「笑育(わらいく)」とは
 松竹芸能は、2012年から「笑育」活動に取り組んでいます。「笑育」は、プロの漫才師による出前授業を通じて、漫才師による「漫才」の実演とともに、「笑い」の仕組みを学ぶプログラムです。このプログラムを通して、児童・生徒は漫才づくりに際して求められる発想力・想像力・文章の構成力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力などを養うことができます。また、子どもたちが読んだ本を漫才形式で書評する「ビブリオ漫才」や、「笑育」を通して食の大切さを学ぶ「食育」活動なども実施してまいりました。
 
「笑育」の実践は、現代社会で求められる様々な能力を楽しみながら身につけることができる新しい取り組みとして、注目を集めてまいりました。既に「笑育」を実施した学校からは、「授業を受けた児童が積極的に発言するようになった」、「些細なことから喧嘩に発展することが無くなった」、「日直の発表が漫才になった」などといった声をいただいております。また、本年5月~7月に、東京理科大学で実施した大学生向け「笑育」の成果についても、監修した同大学の井藤元先生によって今後、論文等を通じて発表される予定です。

 笑育公式facebook   http://www.facebook.com/waraiku
 笑育公式twitter     https://twitter.com/shochikuwaraiku

本件に関するお問合せは下記まで
松竹芸能株式会社 広報担当TEL:06-7898-9010 FAX:06-7898-9015