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第5回松竹大陸:アルミカン

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『松竹大陸』は、現在活動中の松竹芸能所属タレントに、幼少期の武勇伝や芸人になったきっかけ、コンビ結成秘話を取材いたします。

第5回ゲストはこちら!

―芸人らしからぬルックスの高橋さんと、高須クリニックのCMが綺麗!?と巷で噂になっている、もじゃもじゃヘアーとメガネが印象的な 赤阪さんの女性コンビ「アルミカン」さん。 その歴史を振り返って頂きます。

―こんにちは。本日はよろしくお願いします。
ではさっそく高橋さんからお伺いしたいと思います。

目立ちたくない子役モデル

―高橋さんの小さい時はどんなお子さんだったんですか?

高橋:生まれは北海道で、引っ込み思案な子でした。でもめちゃくちゃ可愛かったんです。札幌の時計台のある大通り公園で遊んでいたらスカウトされて、昔は子役モデルをしていたんです。

―これは可愛いすぎますね!スカウトされるのも納得です。
どんなモデルをされていたんですか?

高橋:チラシとかポスターのモデルをしてたんですけど、ほんとに目立ったりすることが嫌だったんで、モデルの仕事も好きではなくて、ずっと母親の後ろに隠れてるような子でした。でも、ある日「つかこうへいさん」の劇団の子役オーディションに連れて行かれて変わったんです。

―何があったんでしょうか!?

高橋:はじめは、みんなの前で演技するのが恥ずかしくて、嫌ですごい泣いてたんです。でも、頑張ってやったら最終まで残ることが出来て、それで自信がついたんでしょうね。 そこからお芝居をやりたいっていう気持ちが芽生えだして、学芸会でも主役をやったりするような目立ちたがりな子に変わりました。

―おーすごい、努力が報われて、内面的なところが成長したんですね!

高橋:きっかけって、ちゃんとあるんだなって思います。

―そういう活動していると、友達からも「可愛い」ってよく言われてたりしたんですか?

高橋:そうですね~。小学校でもモテてた覚えがあります。

―さすが!そのモテた武勇伝聞きたいですね。 いつ頃からモテだしたとかっていう記憶はありますか!?

高橋:小学校3年生の時に「○○君がさっちゃんのこと好きやから来て」って言ってると男の子5人くらいに呼び出されて、ひとりの男の子に告白されたりしました。

―因みにモテ伝説で言うと、どの時代が一番モテました!?

高橋:結構ずっとモテましたけど ちょいちょい2・3年に1回波が来るみたいな感じです。 今モテてるなっていうのは感じますね。 中学の時とかって、ひやかしたりするじゃないですか。「さっちゃん来たで!」みたいな感じとか。 中2の時の誕生日に私の机の周りに男の子が集まって、ハッピーバースデー歌ってくれたりとか。そんな事がありましたね。

―常にモテているんですね。うらやましい限りです。
赤阪さんのモテ期はありました?

赤阪:一向にないですね!今33歳なんですけど、付き合ったことが無くて、だから1回もモテ期来てなくて、 これから来るんちゃうかなって思ってます。きっと、まとまってくる感じやと思います。

―そうですね!高橋さんはもぅそろそろ終わりで、赤阪さんにチェンジですね。

高橋:何で2人で、モテ期分けあわなあかんの!笑

可愛いかった幼少期

―赤阪さんはどういうお子さんでしたか?

赤阪:私もちっちゃい時は可愛かったんです!

―半目ですけど!!笑

赤阪: ほんまにちっちゃい時は髪もストレートやったし、メガネもかけてなかったから、結構かわいい子や言われてたんですけど、小3の時に髪の毛切ったら急に天然パーマがわーって出てきて。ちょうどそのくらいからメガネも掛け始めて。まーひどい人生の始まりですわ!!笑

―そんな・・・。 メガネをコンタクトに変えたり、レーシックしたりはしなかったんですか!?メガネを取ったらキレイと噂されてたりしますよ。。。

赤阪:あー、目が怖いと言われるので、メガネでカモフラージュの意味も込めてます。

―あら、そうなんですね。 その可愛い頃はどんな子だったんですか?

赤阪:おとなしい、地味な子でした。 別にモデルしてたとかも無いので、普通な感じでした。 でも、宝塚歌劇が好きで、家族でよく通ってたんで、宝塚の歌ばっかり聞いてました。 だから、世の中の流行りの曲とかも知らなくて。

―小学校の時告白されたりとかは無かったんですか?

赤阪:全くなかったです。バレンタインとか渡してるじゃないですか、それを「何してんねん。そんなんせぇへん、せぇへん!」って感じでちょっとやさぐれた感じで見てるような子でした。

―そうだったんですね。じゃあ高橋さんとは真逆な感じで過ごされていたんですね。

純粋な恋する乙女から・・・

中学生の時とかはバンバン恋愛されてたんですか?

高橋:中1の時に隣のクラスの子に一目ぼれして。めちゃくちゃ好きで、ストーカーぐらい休み時間とかもずっと見てたんですよ。
当時美術部で、もちろん絵を描くことも好きやったんですけど、その時はずっとその子を見るっていうことだけをしてました。 中1から中3の途中くらいまでずっと好きでした。

―だいぶ長い間の片思いですね。

高橋:そうですね。ずっと一途に好きでした。

赤阪:その頃はピュアやってんな!

―なんか意味深ですね。笑
でもその間に他の子に告白されたりしてますよね!?

高橋:そうですね、何回か告白されましたけど。その子の事が好き過ぎて。全部断ってきてました。

赤阪:嫌な感じですよね!

高橋:で、私失恋ってこの時だけって感じなんですけど。中3のバレンタインの時にチョコあげたら電話が掛かってきて「俺彼女おるから、付きまとわんといてくれ。」って言われて。

赤阪:おおーーー!!!(拍手)^^そんなことあったんや!!

高橋:そっからもうプチンって何かが切れて、もうなんか色んな人と付き合うようになりました。

赤阪:その人のせいなんやな軽なったんは!!

高橋:中2からモテだしてきてたんで、男友達が増えてて、そっから好きって言ってくれた子とは、付き合うようになりました。

赤阪:乱れだしてきたな!

高橋:めっちゃ仲良い男の子がいて、その子が彼女できたって言うから。 「じゃあ私も彼氏作るわ!」って言って彼氏作って。

―そんな簡単に作れるもんじゃないですけど。。。

高橋:ずっと好きって言ってくれてた子がいたんで、その子と付き合ったりして。 グループで仲良かった子がやっぱり付き合ってほしいって言ってきて、「今付き合ってるからごめんな」みたいな感じで。

赤阪:うらやましいわ!

―頻繁に言われるんですね。

高橋:中2・3くらいは結構言われました。最初のそういう時期じゃないですか。

―そうですね。思春期ですもんね。 その一目ぼれの男の子はどんな感じの人やったんですか?

高橋:ちょっと派手な感じの子で、めっちゃかっこよかったんですよ顔が!!とにかく顔が!! みんなからはV6の森田君って言われてましたけど。そこまでやんちゃではない感じです。

―大人になってからの再会とかは?

高橋:いや無いです!!淡い思い出のままですね。

―あーそうなんですね、でもその思い出のままの方が良い気がします。

部活に命を懸けた学生時代

―赤阪さんも淡い恋の想い出とかは?

赤阪:中学から中高一貫の女子高に行っちゃったんで。そのせいで出会いは無くて!

―なんかコンパとかは無かったんですか?

赤阪:派手な子はあったと思いますが、地味な子はそんなん無いです。 恋愛よりもクラブですね。競技かるた部に入っていて。 それに命を懸けて頑張ってました!!

―へー珍しいそんなクラブがあるんですね。因みに百人一首も全部覚えているんですか?

赤阪:はい結構強くて。笑
なんとなくは覚えてますが、覚えて無くてもある程度出来るんですよ。 最初に場所を覚える時間が設けられるので、それで読まれたらすぐ取るって感じです。

高橋:命かけてたわりにすぐ辞めたって聞いたけど。

―すぐ辞めた!?笑

赤阪:そんなことないですよ!2年半くらい。

高橋:あんまりついて行けなくて辞めたとか!?

赤阪:違う違う!!友達と仲悪くなって辞めたんです。 女子って何かあるでしょ。急に「プイッ」ってされるやつ。 はみごになってしまって、しんどいなーって思って辞めてしまったって感じです。

―じゃあ友達も無くして・・・

赤阪:別に友達みんな無くしてないから!笑

高橋:でもまた百人一首始めてるんですよ。

赤阪:ほんまは、やりたかったから。友達と上手くいかなくて、辞めちゃったっていうのが心残りだったので、だからまた最近始めました。

―そうなんですね。ちなみにかるた(百人一首)好きになったきっかけは何だったんですか?

赤阪:これはですねー。別に入りたくは無かったんですけど。笑
なんか部活勧誘で、「部活見にくるよねー」みたいな感じで、先輩の圧みたいなのがあって、 「・・・はい。」みたいなん。

―あーよくありますね。断りづらいからとりあえず行ってみたりしますよね。

赤阪:そうなんです。 で、行ったら「入るよねー」って感じで、 「は、はい」という感じで。笑
半ば強制の成り行きで入ったんですけど。 でも好きになったって感じですね。

―始まりは成り行きでも、好きになったってことは合っていたってことですね!

演劇からコントに目覚める

―高校時代はどうでしたか?

高橋:もちろんモテてはいましたが、、演劇部に入って。 お芝居に興味を持って、楽しくやってたんですけど、ちょっとお芝居って長いなって思うようになって。 「もっと短くてわかりやすいのんないかな!?」 って思ってて、演劇部でもコントとかをやったりしてたので、コントのDVD見ると「めっちゃ面白い!」って思って、 それまでお笑いって全然興味無かったんですけど、めっちゃ見漁って、急にお笑いにどっぷりはまって、こっちの方が面白いし、短いし、 しかも、 お芝居って何が良いお芝居なのかがよくわからないんですよ。 みんな感動してるのかってわからないし、でもコントって笑うっていう反応が、わかりやすく返ってくるので、そっちに特化した方が面白そうだなっと思って、 そこでお笑いに目覚めたんです!

―なるほどー。

高橋:自分で考えたりもしたいし、コントしてみたいなと思ったのが、高校3年生の時で、でも大学進学が当たり前な学校やったんで、とにかく大学は行かないといけないなと思って、大学入りながら好きなことしようと思ったんです。

―それでどこに行かれたんですか?

高橋:近いし、ハクもつくし、と思って神戸大学受けました。 芸術学科だと、2次試験で身体表現試験というのがあって、演劇でも受けれると思って。 そこから目標絞って、勉強しだしたっていう感じです。 とりあえず入っちゃえばなんでもできるなって思ったんで。

―元が良くないとなかなか受けれるもんでも無いですけどね。
参考にしていたコントはどなたのをよく見ていたんですか!?

高橋:特に見ていたのはバナナマンさんで。

―TKOさんとか、松竹芸能の先輩方じゃないんですね!笑

高橋:いや、もちろん見てましたよ!ほんとにめっちゃ見漁ったんですよ、ダウンタウンさんの「ごっつええ感じ」「ガキの使いやあらへんで!」。バナナマンさんは結構お芝居よりなんだなーとか。松竹芸能やったらよゐこさんのシュールな世界観が好きやって、 あと東京03さんとかあの辺りの単独ライブとか全部見ましたね。

―研究熱心なんですね。

高橋:めっちゃ見ました。

―賢い人は違うんですね。

赤阪:賢いからって売れる訳じゃないですからね!

―まあ確かに。。笑 
でも、売れるにはどうすればいいかっていう知識があるじゃないですか!

赤阪:それやったら、もっと売れててもらわないと!!

高橋:きびしいな。。。
大学進学して、1年生の時にサークルなにしようかなって考えてたんですけど、演劇部入ろうかなとか思っていたのですが、コントやりたいっていうのがあったので、それやったらお笑いの事務所に入って本格的にやろうと思ったんです。だからサークルとか部活に入らずに、1年生の間にいっぱい授業とって、バイトも入れるだけ入って、お金を貯めて、2年から養成所入ったんです。

―大学に通いながら、松竹芸能の養成所にも通って、両立ってうまくできるものですか?

高橋:一般教養とかは大変でしたけど、学科の授業自体は芸術系だったので、まだ何とかできました。 最初のうちは仕事とかも無かったし、たまにお笑いライブやってみたいな感じやったので、うまく両立できてました。

―松竹芸能を選んだ理由は何だったんですか?

高橋:学費が安かったのと、吉本さんは週3回で授業があって、松竹芸能は週1回だったんですよ、 それやったら学校と両立できるなと思って!メンバー見たらみんなほわっとして優しそうだなっという気がしたからですね。 あと、オセロさんとか女芸人さんがいるしっていうのもあって、松竹芸能にしようと思ったんです!

内気を脱却させるため

―赤阪さんの高校時代はどんな感じだったんですか?

赤阪:高校時代も部活でした。次は吹奏楽部に入って、ホルンを吹いてました。 吹奏楽も人が足りなかったので、入部しました。笑

高橋:全部自分の意思ちゃうやん!

赤阪:大学は美術が好きやったので、大阪芸術大学に入りました。絵が好きやったんですけど 、描くのはそこまで上手くなくて、志望していたところに通らなかったので、 「放送学科」というテレビの裏方とかを勉強する学科に入りました。 そこで、CM作る方に興味を持って勉強してましたね。

―今じゃ出る側の人となってますね!

赤阪:就活の時に、広告代理店など受けてましたが内定がもらえず。 教授の手伝いみたいなので一度働いたんですよ。 すごい内気だったので、「このままやったらあかんな」と思ったので、これをまず直さないと就職出来ないなと思って。松竹芸能の養成所に入ったんです。

―だいぶ思い切りましたね。自分の殻を打ち破るために入ったんですね!

赤阪:当時梅田のロフトの契約社員で週4・5で働いていたんで、私も松竹芸能の週1の授業が丁度良かったんです。

―なるほど、そこでお2人が出会われたんですね。

巡り合わせてくれたのは愛犬ぺぺ

―第一印象からコンビを組もうと思われてたのですか?

高橋:全然ですね。 私本当は、高校の時に組みたい子がいて、一緒にやろうとしてたんですが、結局大学で離れ離れになっちゃって、ひとりで入って、誰かいないかな!?って思ってて。

―コンビになる相方を探されていたのですね。

高橋:そうなんです。私女の子と組みたかったんです。 その時人数が多くて、5・60人くらい同期がいて、そのうち10人くらい女の子がいて、でも、元々コンビ組んで入っている子もいたし、どうしようかと思いながら、1人でネタやったりしてたんです。 今でこそ結構教えてくれますけど、当時ネタの作り方とかじゃなく、「はいネタあったら見せて」みたいな感じやったので。 そしたらある日、今までずっと隅っこでメモ取って、何もやらなかった赤阪さんがネタ見せをやるってなって、ついに動き出したって周りざわついて。 で、やったネタが、急にしゃがんで、「ルールルル」って言うて、「やっぱもう無理です終わります。」って一瞬でやめはったんです。そこでみんな何、あの人ってなって!

赤阪:田中邦衛さんのモノマネをしたんです。でも途中で心が折れて。

高橋:弁護するわけじゃないですけど、養成所はめちゃくちゃやりにくいんですよ。 みんな笑わないし、正直みんなライバルなんで笑いも無いし、重い空気なんでわからんくもないんですが。

―どう思われてたんですか?

赤阪:でも6文字も喋ったんですよ。

高橋:作家の先生も何もダメだし出来ず。「えっと・・・」みたいな感じになって!!笑
コンビは組むとして、自分を活かすって考えた時に、かわいい子とも組みたくないし、めっちゃブスとかも組みたくなくて、 消去法なんですけど、変わった雰囲気だし、並んだ時にバランスいいかなって思って。赤阪さんを選びました。

―確かにめっちゃバランスいいです。

高橋:あと、ちょっと言うこと聞いてくれそうと思って。

―魔性の女感出てますけど、そこ重要ですね!笑

高橋:「せっかく来てるんやし1回ちょっと一緒にやってみいひん!?」電話をしたんです。消去法でというのは伏せて。笑

―それでどうだったんですか?誘われたらちょっと嬉しくないですか!?

赤阪:嬉しいですか!?笑
教室の後ろの方で見ながら、あの子絶対性格悪いわ!無いわって思ってて! その連絡が来た日が・・・・、私「ペペ」っていう名前のわんこを飼ってまして、ちょっと病気になってしまって、安楽死をさせた時だったんですよ。

―わんちゃんを安楽死させた日にお誘いの電話がかかってきたんですね。

赤阪:本当に落ち込んでて。

―そうですよね、家族ですもんね。

赤阪:ちょっと話があるんで来てもらえませんか!?ってメールが来て、 まあまあ悲しみの中行ったら「コンビ組みませんか?」っていう話やって、 その時に、亡くなったペペの生まれ変わりやって思って! このタイミングは、ペペが巡り合わせてくれたんやと、大事にせないかんと思って。高橋さん=ペペやから頑張っていこうと。

高橋:や、ぺぺでは無い!

―いい話ですね。そんなドラマがあったんですね。

高橋:そうなんですよ。結構良い結成秘話があるんです。

―コンビ結成してみて、やっぱり組んでみて大変だなって感じることありますか?

高橋:めっちゃ大変でしたよ!!だって全然コミュニケーション取れない。 最初はなんか「あ、そうですね。」みたいなんで目も合わせずで、こんなセリフどう!?っていうてもめっちゃ小さい声ですし。 基礎からやらないとと思って、演劇部だったんで発声練習からさせて。

赤阪:走らされて。

―スパルタトレーナーですね。走った方もよく走りましたね!!

高橋:言いなりなんで!!笑
最初のネタは私がしゃべるので、赤阪さんはほとんどしゃべらないネタとかをしてて で、2人ともコントが好きで、面白いなと思うコントも似ていたので、3年くらいずっとコントを続けていたんですけど。 ある日「全然おもんない」とマネージャーさんに怒られて、「漫才やったら可能性はあるんじゃないか」とアドバイスをもらって。

赤阪:しゃべりっていうイメージが出来なくって。コントは間を使えるじゃないですか、だから良かったんですけど。

高橋:そういうので、ずっと難しいと思ってたんですけど、自分たちに合った漫才できないかなと思ってやってみたらコントより結構ウケて!でこっちの方がいいのかな!?って漫才やるようになりました。

―ネタはどちらが考えられてるんですか。

高橋:基本私ですけど、今は2人でアイデアは出し合ったりして、一緒に作ってます。

―仲はいいんですか?

赤阪:仲は普通ー

高橋:最初の方は全然違うから、あんまり良くなかったですね。 でもお互い許せるようになってからは仲いいですね。ネタ作ってる時がすごい楽しいんです。
めっちゃ笑いながら作るんで。それがあるからやっていけるなって。

―いいコンビですね。 赤阪さんは、当初あまりしゃべれないというので、高橋さんから色々と指示を出されたり、何か言われたりしたと思うんですが、その時はどういう心境やったんですか!?
やっていけるかな!?っていうのかそれとも信じて付いて行こうっていう感じだったんですか!?

赤阪:信じてとはならないですよね。全く知らないから。
「なんでこんなん言われてんのやろー」って感じで最初は思ってましたね。

―でも言われたことはちゃんとこなしているみたいですし。やめようとは思わなかったんですか!?

赤阪:そうですよね。今思えばなんでやったんやろ!?笑

高橋:流されやすいタイプだから!

赤阪:そうなんですよ!口が上手いから、何か言われたら「あ、そっか!」ってなっちゃう。

高橋:ちょっと歯向かって来ることあるけど、話していると、最終的には「そやなー」っなってるんですよ!笑

赤阪:事前に考えて反論しようとしても、いろんな方向から理屈で攻めてくるので、「あーそやなー」ってなっちゃうんですよ。

―ねじ伏せられちゃうんですね。さすが神戸大学出身ですね。

今後のアルミカン

―コンビの名前の由来は?

高橋:「ミカン」っていう言葉は入れたくて。「未完成」の「未完」なんですけど。「ミカン」だけの可愛すぎる名前ってちょっと嫌だなって、当時尖ってたんで、「女だからって舐められたくない」と思っていて、だから女か男かわからないような名前にしようと思ったんです。 「ミカン」がつくワードを考えていて、「アルミカン」て言いやすいしいいやん!って感じですね。

―確かに言いやすいし、覚えやすいですもんね。

高橋:カタカナで検索すると、結成当初から私らが一番で出てきてたから。なんかいいなって!!

―じゃあまさに成功例ですね!
では今もご活躍されていて、これからガンガンっていう感じだと思うんですが、こんなアルミカンにしていきたいや目指すべき道などの目標とかはありますか?

高橋:ラジオが急に増えて、話す機会が増えて元々トークが苦手だったんですけど、2人でのそういうネタじゃないしゃベリみたいなのをちょっとずつ増えてきて楽しく出来てるんで。 トーク力磨いていきたいですね。 全国区に引っかかるようなものがほしいですね。関西の番組とかで呼んでもらえるのはすごいありがたいことなので、 東京に進出しても存在感が発揮できるような芸人になりたいと思います。

赤阪:私はもう付いていこうと!

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